二足歩行いつからやねん?

二足歩行いつからやねん?

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人類の直立歩行はいつから?
我々人類の祖先のお話になりますが、そもそも地上に恐竜が住んでいたころ、生命を守る為か哺乳類は樹の上で生活していたそうでこれが人類の祖先なのでしょうね~
しかし、6600万年前氷河期という時代を迎え恐竜の時代は終わりを告げ、生き残った哺乳類がその後一気に繁殖したと言われています。
現在、最古の直立二足歩行の女性の猿人の化石がエチオピアから発見されているそうですが、我々は義務教育で猿からチンパンジーそして二足方向の猿人へと変わっていったと教わりましたが、実はどうも違うらしいです。
 
疑問点として当時二足歩行の猿人や四足歩行の動物にも当然弱肉強食の世界ですので敵が
必ず存在し、産みたての子供を親がどう守れたかという疑問点
四足歩行の動物は妊娠中、お腹の中でハンモックのように安定した子供を育てることができ、産んでから早い動物で1か月もすれば自立し敵から逃げることができる。
しかし、二足歩行は、当然外敵から身を守る為、安全策を取るだろうが、二足歩行の進化による産道が四足歩行の動物より細く、臨月時流産の危険性も伴い、しかも生まれたての子供は2年近く歩けない(逃げる事が不可能)状態が発生する。
 
また、2つ目の疑問点として体毛の退化の説明が不明であり、猿から二足歩行に進化する過程で体毛が今の人間のように同じ陸地で何のメリットがあって体毛が抜けていったか疑問に残ります。
我々は学校で習ってきた四足歩行から二足歩行に進化してきた説を「サバンナ説」と呼ばれ、近年上記の疑問となる根拠に説明がつき、更にきっとそうだろうと私も納得できた説が下記に説明する「アクア説」であります。
アクア説というのがこれまた面白い!
今より1,000万年前から700万年前にアフリカ大陸東部火山活動により大きな地殻変動が起こった事から始まります。大陸には大きな陥没地帯(50kmx6400kmの面積)が作られ
そこに水が溜まり広大な湖であったと現在の学説では立証されており、Googlemapを見ればわかりますが、ズワイ湖シャーラ湖アバヤ湖ビクトリア湖などインド洋に続く湖はその痕跡として広大な湖の名残となっています。
そこで人類は進化したとされるのがアクア説になります。Great_Rift_Valley_(ja).png
ヒトは水中で出産することで流産の可能性を抑え、水辺で生活することにより重力は小さくなり、母体の血圧も下がりホルモン循環が活発になり、出産時も水中出産で陸地よりも安全が担保されます。ちょっと??と思いますが、更に体毛はどうでしょうか、長年水辺で生活することにより体毛が邪魔になってきます。水中で生活することにより二足歩行となりつつあるヒトは体毛を脱ぎ着捨て、皮下脂肪を発達させていくことになります。ここで陸から水へと移り変わった動物たちをご紹介しときます。
象の先祖が海に入り住みかを変え進化したのがジュゴンやマナティー!
熊の先祖がアザラシへ!犬の先祖がカワウソへと進化しております。202209_005_s.jpg  9602.png
すべて半水中生活ですべて進化した哺乳類であり、ヒトもこの過程を辿ってきたのではないかと推測されますが、それを決定づけられる証拠としての進化が人間の脳となります。
人間の脳は水中で生活することにより四足歩行の哺乳類に比べ首、背筋の筋肉量が減り、
頭の筋肉も柔らかくなり、脳への締め付けがなくなりその結果哺乳類最大の脳を持つ動物へと進化を遂げることになります。
やがて、時が経過しアフリカ大陸東部の湖が枯れ、現在のような地形に変わったころには、水中で進化したヒトは陸地で当然四足ではその肥大した脳を支える筋肉量はなく、四足歩行は不可能となり二足歩行のまま、背骨も脳の重さを和らげるためS字カーブへと進化したのではと考えられます。
以上のことから人類の直立歩行は大陸の地殻変動より外敵から身を守るために水中へと移り変わった猿人系哺乳類の進化過程で脳が発達し、時を超え四足歩行から二足歩行へと進化した「アクア説」が有力視されております。もちろん異論も多々ありますが、これを読まれてどう思われるかはご自由です!(^^)!が面白いですよねー、人類の進化って・・・
もっと知りたい方はウィキペディア,専門書でお調べください。
 
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